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Soleil Color&Interior Design-ソレイユのブログ-

山梨県を拠点に、インテリアコーディネーター・建築カラープランナー®として活動している飯塚奈津子のブログ。カラーやアートのこと、日々の暮らしやお仕事のことを綴っています。

 手漉き和紙見学と熟練職人から壁紙貼りを学ぶ! ☆その1

・・・とは、先日行われた山梨県インテリアコーディネーター協会(以下YIC)主催のスキルアップセミナーのテーマ。
開催場所は身延町なかとみ和紙の里でした。

昨年4月の総会時に、セミナーの講師でお越しいただいたのですが、もっと深く触れたいという私たちの要望がかなっておじゃまできることになりました。

午前中は手漉き和紙の見学。
和紙とは、日本古来の紙のことですが、洋紙に比べて繊維が長いため薄く強靭な独特の風合いを持つ紙になり長い保存に適しているそうです。



−和紙の原料となる木のひとつ、三椏(みつまた)−



−楮(こうぞ)。窯で蒸して皮をはいで・・・こんなふうになるのですね。ちなみに現存するものとしては大宝2年(702年)!の戸籍用紙で、正倉院に残されているのだそうです。−



−この日は楮を原料とした漉き方を見せていただきました。 この紙漉きの簾を作れる職人さんは5人くらいしかいないそうです! なので高価です



−漉き船から簾ですくって縦横にゆらしていたら・・・ うっすら紙になっているのがわかるでしょうか?−
この後、漉いた紙を圧搾機で強くおさえて水をしぼりだして乾燥させる工程があります。



−これは楮が原料の落水紙(らくすいし)。花びらがはさまれています。先生は、「落」を「楽」と読み替えて「楽水紙」とおっしゃってました。−



−こちらは麦の穂。 確かに楽しい 楽水紙はふわっとした感じがとても優しい印象です。−

紙漉きをみながらいろんな話をお聞きしてとても有意義な時間でした。
中でも心に残ったのは、「良い紙を漉こうとしたら、工程や材料の処理の仕方など昔からのやり方になった。ローテクがいい」という言葉でした。
それと同時に、伝統を大事にしながらもニーズにどう応えていくのか、どうやったら実際の現場(たとえばインテリアを考えてもいろいろと用途はあります)で使いやすくできるのか、など真剣に考えておられます。
私も、いろいろなことを考えさせられました。

そして、こんなふうに使いたい、こんなデザインにしたい、など作り手さんと一緒に作り上げていくことができるんだなぁと、和紙の魅力を感じられた一時でした。
それと、作り手さんの和紙に対する愛や熱い思いも。

natsuko.i






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